HOME > [初めての方へ] あなたに合う美容整体療法は?
根本療法とは「症状」や「悩みの部分」を追いかけるのではなく、身体の様々な不均衡、機能低下を取り除き、その人本来の正常な状態に整える事を目的にした療法です。
根本療法についての詳しい説明は「当院の特徴」の部分にゆずりますので、そちらをお読みください。
患者様の中には、自身の内に起きている症状発生のプロセスに眼を向けず、自分が感じている不快な症状を消失させることだけを望む方も多いと思います。
対症療法をするしかない場合もありますが、やはり、根本原因を取り除くことこそ本来の健康と言えると思います。極力、症状の根本原因を探し、改善できればすることをオススメします。
実際の治療の現実を考えると、対症療法と根本療法とをバランスよく組み合わせて行い、目先の症状を抑えながらも、真の根本原因の解消を進めるのが望ましいと思われます。
例えば肩こり治療の場合,硬くなった筋肉をほぐして苦痛となる症状をやわらげるとともに、肩に負担がかかりやすくなっている骨格や姿勢を正すという具合です。
対症療法(たいしょうりょうほう)とは、症状の原因を取り除くのではなく,何らかの原因によって起きている表面的な症状を和らげたり,なくしたりする治療法です。
人体というのは、たとえその部分の症状を対症療法で治療・抑制したとしても、根本原因が残ったままでは、また同じ症状が現れてしまいます。つまり「戻り」ます。これは、ゆがみを作る癖、毎日の仕事の疲労蓄積、過剰なストレスなど、その人の生活習慣により、自力で回復できるレベルを超えた負担がかかっているためです。
しかし、その症状があることで精神的なストレスになり、自律神経が乱れ、筋肉が緊張し、血流が悪くなり、全体的に身体の機能が弱くなり、症状がますます悪化するという悪循環におちいってしまいます。
また、根本療法を行おうにも、症状の原因の深さや、疾患の進行程度やその人の全身状態によっては、時間をかけてじっくりと根本療法を行うことができないこともあり、対症療法をするしかない場合もあります。
患者様は「病気を元から治す」というと喜ぶものですが、それに対して「症状を楽にする」だけの対症療法は,一時しのぎ,その場だけで戻ってしまうと喜ばないことも多いと思います。しかし、上記のような悪循環を断ち切るため、また、QOL(その人がこれでいいと思えるような生活の質)を良くするために,対症療法も大変効果があると考えます。